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2014年02月23日 [経営管理]

≪賃貸経営≫ラミネーターは大家さんの必需品

さて、今日のお話は、

ご入居者への掲示物にも細かい神経を使う

ということです。

まず、大家さんのあなたに、ちょっとお聞きしたいと思います。

ご入居者へのお知らせがいろいろとあると思いますが、

どのように物件に掲示していますか。

掲示板がある物件も、ない物件もあるでしょうが、
お知らせを掲示するときには、きれいに貼ることが
賃貸経営では、とても重要になります。

不動産投資家の依頼を受けて物件の現況調査に行ったときに、
いつも気になることですが、、
掲示物の貼り方がとてもガサツなアパートやマンションがとても多いことです。

結論から申し上げます。

大家さんは、

この掲示物の貼り方一つで、
入居者の生活態度に大きな影響を与えてしまう


ことを自覚しなければなりません。

まず、手書きで、しかも、なぐり書きされたものを張り出している方がいます。

これははっきり言って、賃貸経営の観点から言って論外です。

また、掲示物が曲がっていたりする場合があります。

ひどい場合には、45度近く傾いているものもあります。

貼ってあればいいという神経も賃貸経営という視点からはアウトです。

そして、貼り方が汚いケースも目立ちます。

内容さえ、入居者に伝わればいい、と考える大家さんが多いのでしょうか。

お知らせの紙の周りを養生テープなどでべたべた貼っている
ものをよく見かけます。

掲示物の貼り方をみれば、その物件の管理の質が分かる
入居者の質もある程度、想像がつきます


今例を挙げたような、無神経で無頓着な掲示物の貼り方をしていると、
入居者も同じように、とてもガサツな生活態度になってきます。

物件をきれいに使おうという気持ちが薄くなり、
共用部もみんなが気持ちよく使えるようにと落ちているゴミを拾おうという
気持ちも失せてくるのです。

私がコンサルティングをしている不動産投資家や大家さんには、
必ずアドバイスしていることがあります。

@お知らせは、必ず、手書きではなくワープロで作成する。
A必ずラミネート加工をして、真っ直ぐ直角に貼る。
B粘着テープを使う場合には、裏面に貼って見えないようにする。


こうすると、自然に掲示物を目にしている入居者の意識も高まります。

ラミネート加工をすると、光沢感が出て、感じがよくなります。

私も、自分の物件にお知らせを出すときには、
必ずラミネート加工をしています。

ホームセンターに行けば、ラミネート加工をするための機械である
ラミネーターが5,000円ほどで買えると思います。

ラミネーターは、大家さんには絶対必要なシロモノ

ですので、購入しておくことをお勧めします。

今、この記事を読んでいる方の中には、
自分では直接掲示はしないよ。
管理会社がやってくれているから、という方もいると思います。

その場合は、管理会社がお知らせをどの程度
神経を使って掲示しているかをよく観察してください。

管理会社が、お知らせを汚く掲示しているようでしたら、
管理の質もその程度だと考えていいと思います。


すぐに、改善を要求しましょう。

面倒くさがったり、言い訳がましいことを言うようだったら、
私なら、管理会社をバッサリ切ります。
そんな管理会社に、物件管理を任せてもまともな管理はできません。



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