2014年09月26日 [物件調査]
«不動産投資»バルコニーが向き合う丸見え&ィ件
今日は、隣の建物との位置関係を注意深く観察することの重要性について
お話ししたいと思います。
不動産投資物件の調査で、
実際に現地に行かないと分からないことの一つに、
隣接する建物との位置関係があります。
この位置関係に十分、注意をはらわないと、
後々の賃貸経営、特に、入居者の客付けでえらく苦労することになります。
お客さんを付けづらいだけなら、まだましですが、
思わぬ事故物件になる可能性も秘めているので、
くれぐれも気を付けていただきたいと思います。
位置関係でまず気を付けなくてはいけないのは
プライバシーの問題です。
ある不動産投資家の方の依頼を受けて、
現地調査をした物件でこんなことがありました。
対象の物件のバルコニーのすぐ目の前に、
隣のアパートのバルコニーがあるのです。
つまり、バルコニー同士が向き合っている状態です。
両方の物件に住んでいる入居者さんが、
お互いに視界良好!になってしまっているのです。
カーテンを常に引いておかないと、お互い、丸見えになってしまいます。
もし、対象物件が女性をターゲットにしていた場合、
想像がつくと思いますが、大変客付けで苦労することになります。
カーテンをいつも閉めていなければならないのでは、
窓がついている意味がなくなってしまいますね。
また、調査に行った別の物件では、
対象物件のベランダの前に、隣のマンションの外階段がありました。
このブログを読んでいただいている皆さん、
どのようなリスクがあると思いますか。
このような物件では、
単にプライバシーの問題だけでなく、
後々の賃貸経営で、防犯上も大きな問題を抱えることになります。
建物同士の間隔が近かったりすると、
隣の外階段から、バルコニーに飛び移ることも可能になるのです。
このような収益物件を購入しても、
入居希望の内見者にことごとく嫌われてしまう可能性大です。
お部屋の中を内見し、
なかなかいい雰囲気だと気にいってもらっているのに、
バルコニーに出た瞬間、目の前に隣のバルコニーや外階段があったら、
一気にこの物件に対する好感度は低下してしまいます。
近年、お部屋探しをされる賃貸客にとって、
特に、「セキュリティー」は重視される要素になっています。
そういったお客さんであれば、間違いなく、成約には至らないと思います。
現地の物件調査にいくと、
初心者の不動産投資家の方は、
どうしても、対象の物件だけに目が向いてしまいがちです。
思いもよらぬ落とし穴にはまらぬように、
隣の建物との位置関係には十分注意をを払う必要があるのです。
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