2013年12月21日 [経営管理]
≪賃貸経営≫ 物件とネーミング
芸能人でも芸名を変えたら、一気にブレークする人がいます。
お笑い芸人で言えば、
海砂利水魚 → クリームシチュー
バカルディ → サマーズ
なんてところは、
改名したら、あれよあれよという間に売れ出しました。
正確には、売れるきっかけをつくるために改名しているといった方がいいかもしれません。
山村ゆきえ → 山村幸恵 → 柴咲コウ
山本紗衣 → スザンヌ
岡部広子 → 優香
赤川こはる → マリエ
変わったところでは、
豊田一幸 → ikko
はた山ハッチ → やくみつる
槍魔栗三助 → 生瀬勝久
レオ → わさお(ぶさかわ犬)
回数が多いところでは、
北千太 → 松鶴家次郎 → 空たかし → ビートたけし/北野武
ちょっと思いつくまま書きましたが、いろいろあります。
実は、アパートやマンションといった賃貸物件でも、
ブレークするためにネーミングは大切です。
入居者さんは、いろいろな方に住所を伝えるときに、
大家さんの名前のついた古臭い物件名はやっぱり嫌だと思いますよね。
もし、私の物件に
『第一雨宮荘』なんてついていたらどうでしょう。
私がお部屋探しをしているお客さんだったら、
まず、物件の名前を見た瞬間にその物件はノーの結論を出すと思います。
最近、分譲マンションなどで、お洒落な雰囲気の外国語の名前がついていて、
ちょっとやり過ぎなんじゃないかと思うこともありますが、
そこに居住する人の気持ちを考えれば、洒落た雰囲気がある方がいいのは当然のことでしょう。
もし、あなたが物件を買うときに、物件の名前が古臭くて気に入らなかったら、
購入後、センスのよいネーミングに変えてしまうことです。
あまりにもボロボロで築古の物件に外国語の名前というのはどうかと思いますが、
検討する価値は十分にあります。
では、何語にしたらいいのでしょうか。
セミナーを受講された方から質問を受けることがあります。
結論から言えば、何語でも結構です。
人気のあるのは、フランス語やイタリア語といったところだと思います。
そして、あまり厳密な意味や文法などを気にしないことだと思います。
重要なのは、
カタカナ表記をしたときの字面や音にしたときのフィーリングです。
具体的な名前の探し方です。
たとえば、インターネットの検索サイトで、
気になる日本語の言葉を入れて検索するといろいろ出てくると思います。
「イタリア語 ○○○」といった具合に。
正確に言えば、使う場面というのがいろいろあると思いますが、
日本人をターゲットにした物件であれば問題ありません。
ためしに、ちょっと検索してみました。
『優雅』という言葉で検索してみました。
スペイン語 エレガンシア、グラシア
イタリア語 エレガーンテ、グラッチオ
『天使』『光』『幸せ』などの単語でもみてみました。
イタリア語 天使 アンジェロ
天使のような アンジェリコ
光 ルーチェ
幸せな フェリーチェ
結構簡単にできます。
このほか、世界地図を見て、ヨーロッパの地名を一ひねりして
つけるのもありだと思います。
それから、最後に大変重要なことを申し上げます。
せっかく、おしゃれなネーミングにしたのに、
もったいない失敗をされている方をたまに見かけます。
それは、看板です。
お洒落なマンション名なのに、センスのないひんそな看板では、
全く効果は出ません。
物件名を変更したら、
看板もお金をかけてセンスのいいものを作るべきです。
ひと工夫で、
選ばれるアパート、選ばれるマンションになるはずです。
ネーミング変更で賃料アップが可能になる場合もあります。
★★ トップページはこちら