2014年10月20日 [物件調査]
≪不動産投資≫不動産屋の店頭広告で地域の需給を予測する
安定した賃貸経営を行うには、
対象物件の地域の稼働状況が大きな要素になります。
せっかく競争力のありそうな不動産投資物件を手に入れても、
そのエリアが過度に供給過剰になっていたら、
客付けで苦戦することが予想できます。
今日は、そんなエリアの賃貸住宅の需給状況を簡単に
予測する方法についてお話したいと思います。
とても簡単、誰でもできる方法です。
それは、
不動産屋さんの店頭に貼られた入居者募集チラシや
店前の看板の広告の賃貸条件をチェックすることです。
具体的に言えば、賃貸条件の部分に注目し、
どの程度の敷金・礼金が取れているかを見ば、賃貸条件の部分に注目し、
どの程度の敷金・礼金が取れているかを見るのです。
昨今は、ご存知の通り、日本全国空室ばかり、
というくらい稼働状況が悪<なっています。
そのため、空室対策として、目立っているのが、
初期費用のハードルを下げることです。
稼働状況が悪い地域ほど、
初期費用を安くした物件が多くなっているのです。
したがって、敷金・礼金を見てゼロゼロの物件の比率が大きいほど、
そのエリアが空室に悩まされている可能性が高いのです。
大家さんが悲鳴を上げているいるような地域では、
敷金・礼金を取っている物件チラシが全く見当たらないということも
珍しいことではありません。
あまり細かい点を気にしないで、看板やウインドウに貼られた
チラシを流し読みするだけでOKです。
だいたいの傾向はつかめるはずです。
貴重な存在になりつつありますが、
地域によっては、中古物件でも、敷金・礼金を1カ月ずつ
しっかりと取っている地域があります。
こういったエリアは、かなり需給状態のよい、
高稼働地域の可能性が高いと言えます。
これから不動産投資物件の購入を考えている方、
現地調査に行った際には、近隣の不動産屋さんをまず覗いてみてください。
店内に入らなくても、外にあるチラシだけで感触がつかめます。
また、既に賃貸経営を行っているという大家さん、
半年に1回は、近くの不動産屋さんでチェックしてみてください。
急に、賃貸条件を緩和した物件が目立つ場合は要注意です。
空室率が急激に上がっている可能性が高いのです。
そのような感触をつかんだら、いち早く、次の一手を打つことです。
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