2015年01月18日 [物件調査]
≪不動産投資≫物件の現地調査で基礎にクラックがあったら…
こんにちは。
神奈川県相模原市のたーちゃんさんから
ご質問をいただきました。
「雨宮さん、こんにちは。
私は、物件取得を目指し、たくさんの物件を見て、
いい物件を見極める修業$^っ最中のサラリーマンです。
現地調査によく出向いていくのですが、よく分からないことがあります。
それは、まず物件周囲を回って、
基礎部分のコンクリートの状況を見るのですが、
クラックを見かけることが多いんです。
専門家でない私は、そんなクラックを見かけると、
いつも不安に感じてしまうのですが、
実際のところ、どうなんでしょうか。
すべてのクラックが問題あるものだとは思わないのですが、
なかなか分かりません。
アドバイスをよろしくお願いいたします」
という内容です。
確かに、基礎のクラック(ひび)は大いに気になるところですよね。
実は、コンクリートのクラックには2通りあるんです。
お聞きになったことがあるでしょうか、
「収縮クラック」と「構造クラック」の2つです。
一般的に、よく目にするのは、ほとんどが「収縮クラック」です。
昭和の時代に建てられた木造アパートなどで、
基礎のところどころにある通気口の角で見かけることが多いです。
特徴としては、髪の毛くらいの太さで、深さも浅いものです。
この「収縮クラック」は、コンクリートが時の経過とともに、
乾燥することに伴って収縮することでできたクラックです。
早急に修繕が必要なものではありません。
これに対して、「構造クラック」の場合は要注意です。
クラックの幅が、0.3mm以上で、深さもある場合には、
「構造クラック」を疑った方がいいでしょう。
すぐに補修をすることがとても重要になります。
「構造クラック」の場合は、ほおっておくと、
クラックから雨水が入り込み、中の鉄筋が錆びて体積が増加。
周囲のコンクリートを割ってしまう可能性があります。
クラックの幅と深さが両者を見分けるポイントの一つになりますが、
クラックの幅をはかる「クラックスケール」というツールが
ホームセンターなどで販売されています。
ただ、物件をたくさん見ていくと、スケールがなくても、
「これはヤバイかも」と、見た瞬間分かるようになってきます。
まあ、「構造クラック」が疑われる物件は、
入手しない方が賢明です。
他の売買条件がとてもよくて、
すぐには諦めきれない物件という場合には、
必ず、専門家に診断してもらうことをお勧めします。。
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