2014年02月24日 [物件入手]
≪不動産投資≫暴力組織を連想させるモノはないか
さて、今日は、
暴力組織を連想させるモノがないかしっかりとチェックせよ
というテーマでお話しします。
不動産投資家の方で、オーナーチェンジで中古アパートやマンションを
買われている方はかなりいらっしゃいます。
そこで問題になるのが、
賃貸物件の周辺状況をどこまで確認しているかということです。
私は、不動産投資家にアドバイスをさせていただいていますが、
多くの方が、この暴力組織のチェックがかなり甘いと感じています。
数千万から数億円という買い物をするというのに、
もう少し念入りに確認した方がいいと思うのですが、
みなさん、人間がデカイのか、無頓着なのか、気にしていないのが
とても怖いことだと思います。
自分の周りにはいないからということで
あまり敏感になっていないのかもしれませんが、
もし、問題のある人や団体が入居していたら、
とことん振り回されてしまうかもしれません。
暴力組織や過激な政治結社、そしてその構成員がカムフラージュして
あなたが購入しようとしている物件に、
入居者≠ニして潜んでいるかもしれません。
では、どんなところを見て、その兆候があると判断したらいいのでしょうか。
まずは、住戸の玄関周りに、
黒地に金文字で組織の名前の入ったような看板が上がっていないか
をチェックしましょう。
これは、とても分かりやすいケースですが、
〇〇組や〇〇会などといった文言であれば、
その筋の可能性も大きいと言えます。
最寄りの警察署でその存在を確認するぐらいの慎重さが大切です。
また、暴力組織が入居する住戸には、こんな特徴もあります。
不必要に数多くの個別監視カメラがあるなど、過剰なセキュリティー設備が目立つ
ということです。
セキュリティーに心を配ることはとてもいいことですが、
ここでのポイントは「過剰な」ということです。
ある住戸の玄関ドア周辺だけに、複数の監視カメラが設置されているのは、
やはり、おかしいとアンテナを働かせるべきです。
そんなシチュエーションで、
ここの住人は、防犯意識が高いなあ、なんて決して思ってはダメです。
また、とてもきれいな物件なのに、明らかにその物件は、
空室が多いというときも注意すべきです。
今まで話してきたのは、物件内の特定の住戸に怪しいモノがないかを
チェックしようということでしたが、
暴力組織や過激な政治結社が、ターゲットの物件ではないけれど、
近隣の物件に入居していることもあります。
できれば、周辺の物件についても、可能な限り、
個別住戸の状況を見極めることが安心につながります。
周辺住民に出会ったら、そんな暴力組織の事務所がないかどうかを
聞きこんでおけば、リスクを低く抑えることができるかもしれません。
さらに、警察署で、指定暴力団の事務所がないかどうかも
ヒアリングしておくべきです。
不動産投資家のみなさん。
少なくとも指定暴力団の組事務所は、
把握しておかないと話になりません。
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