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2014年03月26日 [物件入手]

≪不動産投資≫重要事項説明書は事前に受け取る

さて、今日は、
とても重要なことなのに、不動産投資家の方が、
あまり実践されていないことをお話ししたいと思います。

それは、
お目当ての収益物件を購入する意思が決まり、契約日が決まったら、

重要事項説明書を事前に取り寄せて、
じっくり読み、精査することです。


この「事前に取り寄せて」という点がとても大事です。

とても簡単なことなのですが、

初心者の方だけでなく、何棟も購入されている方でも、
なぜか、行っていない方が多いのです。

ブログで書くと、重要事項説明書を前もってもらってよく読みましょう、で
終わってしまうのですが、大変重要です。

あとで、さまざまなリスクが顕在化して
頭を悩ましているオーナーさんに
「契約に際して、もう少し確認してもよかったのではないですか」
とお聞きすると、

「関係者が銀行の会議室などで一堂に会して
テーブルを囲む独特の雰囲気に飲まれてしまいました」


「契約の直前に、重要事項説明を聞いたのですが、
頭の中を右から、左に流れていってしまいました」


というようなことを、皆さん、おっしゃいます。

別に、アパートやマンションといった収益物件に限らず、
マイホームを購入された経験のある方はわかると思うのですが、

重要事項の説明は、契約書にハンコを押す直前に
行われることが多いです。

「契約の前」に行うこととなっていますから、
契約の数分前といった直前でもかまわないわけです。

そういった場を経験したことのある方なら分かると思いますが、
宅建主任者が、書かれた文言を早口でペラペラ読んでいきます。

その場で内容をすべて理解し、
疑問点を洗い出すなど至難のわざです。


うがった見方をすれば、

不動産業者は、

いろいろと疑問を投げかけられ、答えるのは煩わしいから、
契約のすぐ前に、早口で読んで終わらせてしまおうとしているのではないか

と勘繰ることもできます。

でも、数千万円から数億円の買い物をしようという皆さんが
そんな思惑にのってしまってはいけません。

契約の数日前には、
重要事項説明書を受け取れるようにしておきましょう。

契約日が決まったら、重説を事前(数日前)に見せてね、
と余裕をもって伝えておくと、業者さんも準備ができると思います。


重要事項説明のチェックですべてを解決できるとは言えませんが、
少しでもリスクを減らす努力をすることが大切です。


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