2014年04月23日 [物件調査]
≪不動産投資≫他の内見者を見かけたら通り過ぎる
さて、今日は、アパートやマンションの売り物件を探されている
不動産投資家の方に、ぜひ、お気を付けいただきたいお話です。
それは、
現地調査で、他の内見者の姿を見かけたら、
さとられずに、通り過ぎる
ということです。
私は、今までの数々の内見の経験からとても重要なことだと考えていますが、
あまり、不動産投資家の方で重視されている方は少ないようです。
特に、初めて物件を入手しようとしている初心者の方にとっては、
ぜひ注意してもらいたいと考えています。
人気エリアの物件とか、人気物件と言われるような
売りアパートや売りマンションがマーケットに出ると、
現地を見に来る不動産投資家同士が、
物件の前で出くわすことがよくあります。
しかし、こういうケースで、内見者同士がご一緒すると、
冷静な判断を狂わすことがあるのです。
現地調査の際に、
他の内見者の姿を見かけたり、言動を見聞きすると、
競争心を煽られたり、買い付けに対する焦りを誘ってしまうのです。
特に初心者の方で、
長い間、物件の入手に至らなかった方は、
心の中に、すでに焦りの心が芽生えたりしています。
そこへ、他の内見者が、
「この物件はいいね。素晴らしい」とか
「気に入った。欲しいなあ」なんて言っているのが
自分の耳に入ってきたら、どうでしょう。
早くしないと、物件を取られてしまう
という気持ちがとても強く働く恐れがあるのです。
焦ってつかんだ物件が本当にいいものであればいいのですが、
冷静な判断ができないうちに、
とんでもない物件を入手してしまったら、もともこもありません。
また、逆のパターンもあります。
あなたが他の内見者の競争心を煽ってしまうこともあります。
無意識のうちに、他の内見者の買い付け行動で、
相手の背中を押してしまうのです。
あなたの物件に対する好印象をくみ取って、
他の内見者が急ぎ、買い付けを入れてしまう可能性があります。
いずれにせよ、
内見のご一緒は絶対にダメ!
と覚えておいてください。
ちなみに、私の場合、現場で他の内見者を見かけたら、
先に周辺をまわって、街の様子を調査することにしています。
現地調査をされる不動産投資家の皆さん、ぜひお気を付けください。
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