2014年05月31日 [メンテナンス]
≪賃貸経営≫オーナーの現場訪問
さて、今日のお話は、オーナーの現場訪問です。
これは、賃貸経営において、
成功をさせるための重要なキーワードだと思います。
オーナーの現場訪問。
難しいことではありません。
大家さんが、現場に顔を出すということです。
物件を新築するときや、リフォーム工事をするときに、
施主さんの姿が見えるか見えないかで、
職人さんの仕事の出来に大きな差ができるのです。
別に、大家さんが現場に立って、監視の目付きで
見つめろというわけではありません。
大家さんが現場にいるだけで、
いい意味で見えない力が働いているのです。
もちろん、大家さんが建築について学んで知識があれば、
現場で仕事を見るうえで、なおさらメリットがあることは間違いありません。
でも、繰り返します。
決して、建築知識が豊富でなくても、
大家さんが現場にいるだけで、
いい意味で見えない力が働いているのです。
現場の空気感が変わる
と言ってもいいかもしれません。
また、現場に赴くときは、必ず差し入れを忘れずに持っていくことです。
私の親の代には、家を建てるときには、
大工さんのご機嫌を取るために、
お茶を出したり、食事を出したりしながら、
少しでもいい家を建ててもらうというのが一般的でした。
職人気質といいますか、
職人さんは、気分がいいと、仕事の方も出来がよかったりします。
まあ、別に職人さんに限らず、
誰でも、よくしてもらった人の恩には報いるというのが、
人の気持ちというものでしょうね。
私は、原状回復工事などの簡単な作業を依頼したときでも、
必ず現場に顔を出すようにしています。
差し入れは、缶コーヒーが多いでしょうか。
そんな差し入れを機に、職人さんと話が弾み、
職人さんたちのノウハウについて教えてもらったり、
手抜き工事の裏話が飛び出したりすることもあるのです。
たった、百数十円の缶コーヒーの差し入れで、
私がメリットを感じることは、他にもあります。
ちょっとしたことに、職人さんが気を利かせて、
プラスアルファの作業をしてくれることです。
先日お願いしたクロス職人の方は、
張り替え作業を依頼していなかったクロスについても、
糊付けが弱くなっていた箇所の補修をしてくれたりしました。
素人には分からなくても、職人さんには手を入れた方が
いい場所というものに目がいっていることはよくあります。
ただ、頼まれてもしていないことを、
わざわざ手間をかけてすることはありませんよね。
職人さんというものは、お金の問題ではなく、
施主の気持ちを意気に感じたりしてくれるのです。
差し入れで、本来の仕事のできも明らかにいいものになります。
こんなノウハウと呼ぶにはあまりにも常識的過ぎることでも、
やっていない大家さんは多いのです。
やはり、人任せというか、
他力本願意識で固まっているのかもしれません。
大家さんにとって、
現場訪問と差し入れは、絶対にはずせないことだと意識してくださいね。
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