2013年12月18日 [経営管理]
高齢者の見守りサービスでリスクを軽減!
アパート・マンション経営のご入居者の対象として、
いよいよ高齢者の方を意識しなくてはならないようになってきました。
これからの日本では、高齢者人口がどんどん増えていきますので
当然の流れといえば当然です。
今後の空室対策の一つとして
ご入居者ターゲットの見直しという話につながっていくはずです。
ただ一方で、自分の賃貸物件に一人暮らしの高齢者を入居させるのは、
いろいろと心配だという大家さんが多いのも事実です。
大家さんにとって、一番の心配事となっているのが、
入居されている高齢者の方に万が一のことかあってもなかなか把握できないことです。
自分のアパートやマンションの部屋の中で
孤独死なんてあったら大変だと心配されている方がとても多いようです。
この問題を完全に解決することは簡単ではありませんが、
心配をされている大家さんに朗報もあります。
最近、いろいろな見守りサービスや安否確認サービスが
提供されているのをご存知でしょうか。
では、2つほどご紹介しましょう。
一つは、
★東京ガスの安否確認システム「みまも〜る」
http://home.tokyo-gas.co.jp/mima/index.html
これは、「見守られる方」の自宅に設置してあるガスのマイコンメーターを
電話回線で東京ガスと結び、ベテランスタッフが24時間体制で監視。
ガスのご利用状況をみることで安否確認をするというものです。
また、
★象印マホービンの「みまもりほっとラインiポット」
http://www.mimamori.net/
というのもあります。
こちらもユニークなアイデアです。
無線通信機を内蔵した「i ポット」というポットをお年寄りが使うと、
その情報がインターネットを通じて届くというものです。
こちらは、ご年配者はお茶を飲んだりして、
ポットを利用するという前提に立った見守り法です。
携帯電話やパソコンでいつでもどこでもさりげなく
お年寄りが元気に生活していることを見守ることができます。
いろいろと考えるものですね。
でも、このようなサービスを導入することで、
アパート・マンション経営において、
高齢者の入居者に心配な万一の事態に対処できるシステムをつくることも
可能なのではないでしょうか。
ご紹介した2つのサービスは離れたところで暮らす家族のための
仕組みですが、大家さんが導入したらどうでしょうか。
ご自身のアパートやマンションの賃貸物件の対象者に
高齢者の方も含めることができるようになり、
賃貸経営の幅が広がる可能性が高まります。
もちろん、高齢者の賃貸入居のハードルが下がることは、
社会的にも意義があると思います。
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