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2014年10月02日 [物件調査]

«不動産投資»メゾネットタイプと階段の傾斜

不動産投資物件の購入を検討して探していると、
時々、メゾネットタイプの物件に出くわすことがあります。

私も、これまで物件調査で、
メゾネットタイプの売り物件をかなり見にいった覚えがあります。

ここでおさらいをしておきますが、
メゾネットタイプとは、
一つの住戸が上下2階層で構成されていて、
一戸建ての感覚で暮らせるとして、
人気のある住戸です。

バブルの時代だったでしょうか。
人気のあったテレビのトレンディードラマでは、
舞台設定となる住戸が、このメゾネットタイプのお部屋だったことが
多かったと思います。

不動産投資物件の売買を仲介する営業マンは、
「メゾネットは、賃貸のお客さんにもとても人気がありますよ。賃貸経営上有利です」などと
セールストークをしてくる人も多いです。

このセールストーク、嘘ではないのですが、
注意点もあります。

階段の傾斜と部屋の広さがウイークポイントになりやすい

ということです。

階段があるために、一般的な同じ面積の住戸と比べると、
どうしても部屋の広さが小さくなる傾向があります。

また、

階段に取られる面積を小さくするために、
らせん階段にしてあったり、急傾斜になりがちです。


ですので、小さな子供や高齢者のいる家庭では、
転倒などの事故が心配されることになります。

今後、日本の社会も高齢化がまだまだ進みます。

賃貸住宅のボリュームゾーンの高齢者層が増加してくると、
傾斜のきついメゾネットタイプは敬遠される恐れがあります。


メゾネットタイプの不動産投資物件を購入するばあいには、
できるだけ、ゆったりとした階段が設置できるような
広い面積をもった部屋の物件を選択すべきだと思います。

満室物件の場合、確認ができないので判断が難しいですが、
空室がある1棟モノのメゾネットマンションを購入する場合、
ぜひ、階段の形状や傾斜をチェックすることを忘れないでくださいね。

メゾネットタイプは、広さと階段の傾斜をチェックすることが重要です。



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