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2015年12月13日 [物件入手]
≪不動産投資≫間取り図で、実際の部屋をイメージする訓練
今日は、これから不動産投資物件の購入を考えている方に、
とても重要なトレーニングについてお話しします。
それは、販売図面に間取り図が載っていますが、
それを見て、実際のお部屋のイメージを頭の中に描く力を
身につけることです。
私の不動産投資セミナーに参加されているベテランの方でも、
販売図面の中にある間取り図について、
十分に検証している方は意外なほど少ないと感じています。
私は声を大にして言いたいです。
間取りと言うのは、わりといい加減に考えている
不動産投資家の方が多いですが、
物件入手後、賃貸経営を行っていくうえで、
間取りは稼働率（空室率）を大きく左右する要素となります。
たとえば、自宅にいて突然のお客さんの訪問があったときに、
玄関の扉を開けたら、お部屋の中が丸見えになるような物件や、
細長いウナギの寝床のような１Ｒがいくつも並んでいる賃貸物件などは、
どうしても空室率が高くなってしまいます。
逆に角部屋が多く配置されている物件や、
そのために窓が２つの壁面の方向にある
２面採光でとてもお部屋の中が明るいアパートやマンションなど、
お部屋探しのお客さんにとって人気がある賃貸物件もあります。
このようなアパートやマンションは、
お客さんが実際に内見で訪れて一歩、お部屋に入ったときに、
肌でそのよさを感じることができるものです。
アパートやマンションの購入を検討していて、
実際に、ある物件を現地に見に行くという場合で、
現在、空室があるというときは、
必ず、部屋の中を見せてもらうことです。
お部屋の中をみることで、
構造上の欠陥や、雨漏りの後などをチェックすることも
大切ですが、
何より、間取りの長所、短所を把握することが
賃貸経営をするうえで、大変重要になるのです。
そして、あなたにアドバイスしたいのですが、
お部屋を見にいく前に、販売図面を見ただけで、
自分の頭の中に、お部屋の内部のイメージを
描くトレーニングをしてください。
自分の頭の中で、まだ見ぬお部屋を立体映像化して、
再現してみる訓練です。
この訓練を何回も積み重ねることで、
全室満室中でお部屋の内見ができないような不動産投資物件が
売りに出されている場合でも、
ある程度、頭の中に、お部屋空間の具体的なイメージを
具体的に再現できるようになるのです。
これは、物件購入の際、その物件の見極めをするうえで、
とても重要なことです。
ただ、不動産投資が奥深いのは、
こういったトレーニングをしておくことは最低必要なことで
それができるから完璧だといえないところです。
一つ、認識しておいていただきたいのは、残念ながら、
間取り図では、平面の把握しかできないということです。、
これからの不動産投資物件選びでは、
立体的にお部屋空間をチェックすることもとても重要になります。
たとえば、天井の高い物件は、
面積以上に広さを感じさせることができます。
お部屋を内見できるときには、
ぜひ天井の高さにも注意を払うようにしてください。
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