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2016年02月15日 [物件調査]
≪不動産投資≫毎年7000件の事故物件が発生している?
■自分の家の周りにもこんなにあったのか!ビックリ!
本日のテーマは
「毎年7000件の事故物件が発生している?」です。
さて、今日は、
最初に質問したいと思います。
1年間に自殺でなくなる人と交通事故で亡くなる人の
どちらの方が多いと思いますか。
正解は、自殺で亡くなる人です。
内閣府のデータでは、
平成26年の自殺者は、25,427人です。
一方、平成26年交通事故の犠牲者は、4,113人です。
実に、6倍以上の開きがあるのです。
一向に、経済不況の好転の兆しは見られないですし、
あらゆることに閉塞状況が生じていて、
精神的に追い込まれている人が多いことは、
容易に想像がつくと思います。
私の身の周りでも、
自分の所有物件で不幸にも、入居者が自殺をされて、
事故物件になってしまったという方が何人もいらっしゃいます。
賃貸経営の大家としては、
自殺者数の動向というのはとても気になるところです。
もし、自分の物件で自殺をされてしまったら…
他人事ではありません。明日は我が身、の問題です。
先日、気になるデータを見つけました。
それは、
自殺場所について、
54.3%の自殺者が自宅を選んでいる。
という事実です。
ということは、
まあ、ざくっと、持ち家と賃貸物件と半々ずつと考えると、
25,427人×54.3%×50%=6,903人
自殺者が同じ物件で何人も、ということは、
あまり考えられないとすると、
毎年7000件近い物件がありがたくない事故物件の
仲間入りをしてしまっていることになるのです。
10年間で考えると、何と70,000件です。
こうなってくると、いつ、自分の物件で自殺者が出ても
不思議でない感じにもなりませんか。
そして、まだ重要なことが抜けていますね。
今、お話したことは、自殺だけのお話ですから、
これに、殺人事件などが加わったら、
もっと数は多いということになります。
そんなことを考えていたら、私もゾッとしてきました。
最近、よく、物件探しをされている方から、
事故物件が紛れ込んでいるといけないので、
チェックの方法を教えてほしいというご相談が持ちかけられます。
残念ながら、一発解決という方法はありません。
私の場合は、他のリスク調査を進めるときに、
周辺でのヒアリングでひっかからないか、注意していますが、
物件のご近所の方に聞いてしまうのが一番確実かと思います。
ただ、殺人事件や自殺が発生した
事故物件を地図上にプロットしたサイトもあります。
物件調査の際に、まず、このサイトでチェックして、
現地調査に入るのも一案です。
そのサイトとは、
大島てる CAVEAT EMPTOR
http://www.oshimaland.co.jp
です。
一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
事故物件の多さにびっくりすると思いますよ。
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一方、平成26年交通事故の犠牲者は、4,113人です。
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容易に想像がつくと思います。
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