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2016年07月20日 [経営管理]
≪賃貸経営≫相見積もりは、まず１社で見積もりを取ってから
■「相見積もり」にも正しいやり方があります！
本日のテーマは、
「相見積もりは、まず１社で見積もりを取ってから」です。
東京都北区のタモツさんからご質問をいただきました。
「雨宮さん、こんにちは。
私は、埼玉県に築古の学生アパートを所有し、
賃貸経営をしています。
１Ｋでバストイレ別の物件ですが、
築２５年を経過し、ユニットバスがかなり傷んできました。
そろそろユニットバスの交換をしなければならない時期に
きているようです。
ユニットバスの交換はかなりの費用がかかりそうですが、
友人からは、業者に相見積もりをとって
工事したほうがいいといわれています。
私も、よく相見積もりの話は聞くのですが、
実際、どういうことに気を付けたらいいのかよくわかりません。
そこで、雨宮さん、アドバイスをよろしくお願いいたします」
というご質問です。
タモツさん、
ユニットバスの老朽化は結構費用がかかりそうですね。
賃貸経営では、水回りの設備は本当にお金がかかります。
全く何も考えないで業者に依頼すれば、
アパート仕様でも、軽く５０万円はかかってくると思います。
大家さんの中には、
賃貸経営において頭の痛いこういったコストの削減を図るために、
相見積もりを積極的に行っている方がいます。
でも、なるべく多くの業者さんから相見積もりを取るのはいいのですが、
ただ多くの業者に声をかけていっぱい見積もりを取っても、
収拾がつきません。
私が、タモツさんにアドバイスするとしたら、
まず、１社から当て馬の見積もりを取ること。
現地で、導入できる製品の寸法を業者に確認することです。
ユニットバス交換工事では、製品の寸法が重要になります。
賃貸経営の現場では、１１１６などという言い方をしますが、
この場合は、
奥行きと幅が１１００ｍｍ×１６００ｍｍのバスユニットという意味です。
タモツさんがご自身で、
今設置されているバスの寸法をメジャーで測定しても
だいたいは分かるとは思いますが、
業者さんにみてもらえば確実です。
それによって、
どういった寸法の製品の設置が可能なのか、
明確になります。
見積書には、
必ず製品の型番と仕様寸法を書き込んでもらうことが重要です。
その上で、製品代金と工事費を分けて、
記入してもらうことです。
見積もりを依頼するべき業者は、
設備業者でもいいですし、
もしプロパンガスを使っているのなら、
ガス業者さんでもいいと思います。
現地には、製品保証の関係で、
必ずユニットバスメーカーの担当者さんが来ます。
どんな業者に依頼しても、
バスユニット自体を組み立てるのはメーカーだからです。
その上で、電気工事や給排水管の接続工事など、
周辺工事が行われます。
いずれにしても重要なことは、
１社にまず見積もりをお願いし、
最適寸法や導入できる製品を
明確にしてから、
それを参考、下敷きにして、
他の業者からも見積もりをもらうことです。
また、ユニットバスの場合、
最初の見積もりを取る際にもう一つ、
現地で確認する重要なことがあります。
それは、製品の搬入経路の確認です。
玄関ドアなど開口部をチェックしてもらい、
どの程度の広さが必要になるか、よく説明を聞いてください。
たいていのユニットバスの製品カタログの後ろには、
搬入に必要な開口寸法というものが書かれています。
ユニットバスの工事に限らず、
相見積もりをしてよく失敗する方がいらっしゃいます。
一番多い失敗は、条件をあわせられていないことです。
条件が同じでないと、そもそも比較ができません。
まず１社から見積もりを取るというのは、
条件合わせをするうえで、一番簡単な方法と言えます。
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そろそろユニットバスの交換をしなければならない時期に
きているようです。
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友人からは、業者に相見積もりをとって
工事したほうがいいといわれています。
私も、よく相見積もりの話は聞くのですが、
実際、どういうことに気を付けたらいいのかよくわかりません。
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ユニットバスの老朽化は結構費用がかかりそうですね。
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全く何も考えないで業者に依頼すれば、
アパート仕様でも、軽く５０万円はかかってくると思います。
大家さんの中には、
賃貸経営において頭の痛いこういったコストの削減を図るために、
相見積もりを積極的に行っている方がいます。
でも、なるべく多くの業者さんから相見積もりを取るのはいいのですが、
ただ多くの業者に声をかけていっぱい見積もりを取っても、
収拾がつきません。
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必ずユニットバスメーカーの担当者さんが来ます。
どんな業者に依頼しても、
バスユニット自体を組み立てるのはメーカーだからです。
その上で、電気工事や給排水管の接続工事など、
周辺工事が行われます。
いずれにしても重要なことは、
１社にまず見積もりをお願いし、
最適寸法や導入できる製品を
明確にしてから、
それを参考、下敷きにして、
他の業者からも見積もりをもらうことです。
また、ユニットバスの場合、
最初の見積もりを取る際にもう一つ、
現地で確認する重要なことがあります。
それは、製品の搬入経路の確認です。
玄関ドアなど開口部をチェックしてもらい、
どの程度の広さが必要になるか、よく説明を聞いてください。
たいていのユニットバスの製品カタログの後ろには、
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